人は生まれ変わる

四万十川

先日読売テレビ松紳』で島田紳助さんが、『人は生まれ変わる。』というお話をされていました。なんでも、チベット?に自分の前世を全部覚えている10歳の女の子がいるというのです。その子が3歳の時に、自分の前世の名前や住所、両親の名前などを突然いいだしたんだそうです。調べてみたら、住所も両親の名前も全部実在していて、少女の証言と一致したらしいのです。
 この話から紳助さんは、輪廻転生って本当にあるんやなあ、とおっしゃっていました。そして人は何度でも何度でも生まれ変わると。しかし、大抵の人は自分の前世を全部忘れてしまっているんだと。それで、たまーにチベットの少女の様に前世を覚えている人がいるんだと。意識してはいないけど、前世の記憶を人間はみんな持っているんではないか?デジャブをみたりするのは、前世を夢の中で思い出してるってことではないのか?そのように考えると、例えば、エレベーターを降りるときに、こっちが降りていないのに乗ってくるオッさんをみても、全然腹がたたなくなったとおっしゃっていました。『ああ、このオッさんはまだ人間として生きてる回数が少ないんや。ほなしゃあないな。』って考えるようになったらしいのです。人間として輪廻転生した回数がまだ少ないから、馴れてへんだけやろうと。小学校の時に同じ授業を同じ様に聞いたのにテストの点差が出てしまうのは、単に頭がいいとか悪いとかではなく、点数がいい奴は生まれ変わってる回数が多いから、前の記憶を覚えとるだけやと。
 私は輪廻転生とかは全く信じてないのですが、紳助さんの上に述べた考え方は面白いなと思いました。つまり、『ああ、あの人は生まれ変わった回数が少ないから、できないんやあ。それやったらしゃあないか。』みたいな発想のことです。ちょっとしばらくは、そのように考えてみて生活してみようと思います。