ちょっと話題の本

 昨日たまたま本屋のおすすめコーナーに置いてあった本に目が止まって早速購入しました。タイトルは『日記の魔力』*1です。著者は表三郎*2。たまたま、わたしもこのブログ『謎の関西人の独り言』をはじめていたので、(おお!)ってな感じで読破しちゃいました。この本の本編とはあんまり関係ないのですが、表氏は昔からマルクス主義者で、中核派の講演にも呼ばれたりする、いわゆる『そっち系』の方でした。それ故、私も少し拒絶反応があったのですが、本を読んでビックリ!表氏は10年前にマルクスを捨てたんだそうです!これには驚きました。『あの表さんが!?』と思われる人も多いと思います。しかし、しっかりと本の中でそう述べられていました。
 表氏は日記歴30年だそうです。日記を書く目的は私とは全く異なるものでしたが、いくつか共感する部分もありました。本の中で表氏は、次のようなことを述べられています。「『将来の宣言』をどんどん書こう!『書く』ことによっていろいろなことが実現する。未来のことについて、決意を宣言することによって、自分の未来をどんどん変えていくことができる。しかしそれは紙に書きさえすれば何の努力もせずに実現するということではない。実現させようという強い意志が、紙に書かせるのだ。日記に書くということは、未来を作るということだ。・・・・』  同じようなことは、島田紳助さんもおっしゃっていました。私もそう思います。わたしはその時感じたことや、思ったことを忘れないようにメモをとっておいたり、雑誌や新聞を切り抜いてスクラップブックみたいなものを作成しています。人ってすぐ忘れちゃいますから。皆さんも日記(ブログ)をはじめてみては?

*1:

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える

*2:駿台予備校のカリスマ英語講師。もと駿台英語科主任。今の受験生は知らないかもしれないが、私が受験生の時は、知らない人はいなかった。表氏を『神』と崇める受験生もいた。彼の東大・京大を対象にしたスーパー英語は当時一世を風靡した。