日本のがん医療を問う
みなさん観ました?今日が第2夜。私の知り合いの医者が出演されていることもあり、非常に興味をもってみました。
今日のテーマは『緩和ケア』。
テレビを観ていて患者側の不満としてあるのは、病院内で医者同士の連絡・連携がなされていないこと、情報が開示されないこと、などでした。
特に日本の病院では、『がん治療』と『緩和ケア(ホスピス)』が満足に並立していないことが、外国との比較でよくわかりました。
日本では、がん治療では対応できなくなれば、病院が変わってホスピス(終末期医療)に移る、というようになっていることが多いのだそうです。
番組の中で、がん治療を受けていてなかなか痛みがとれない患者さんの話が出てきました。その患者さんは担当医に痛みを訴えると、モルヒネを与えられたんだそうです。それでも効かない。するともっとモルヒネ。まだ効かない。さらにモルヒネを。でもダメ。そんな時に、その患者は担当医とは全く違うところから、同じ病院に傷みを緩和することを専門に行う『緩和ケア科』があることを知ったというんです。
なぜこんなことがおこるのか?
医者からすると、『自分の患者を放したくない!』というのがあるのでしょうか?
やはり『チーム医療』の重要性を感じます。その病院がどれだけ名医を集めても、それぞれがバラバラなのよりは、それぞれが連携して医療を行ったほうが、絶対患者のためになるのだと思います。
今日番組に出演されていたがん患者のブログです。http://plaza.rakuten.co.jp/senryaku