2つめの出来事

先ほど、車で晩ご飯を買いに行ったんです。今日は仕事帰りだったのでほっかほか弁当。『牛スタミナ丼』を買って、右手に弁当、左手にはビジネスバッグを持って駐車場に戻ろうとしたんです。

歩道と駐車場の間に幅50センチくらいの溝があったんです。私は溝を避けて、その横に溝を覆う黒っぽい鉄板の上に着地したんです。いや、

着地しようとしたんです!

ところが!

着地するはずだった黒っぽい鉄板が、実はそこにはなかったんです!!


(あら???)


もうスローモーションになりましたね。両手がふさがっている最悪の状況。しかも夜。私はとっさに膝を曲げて、体を折り曲げ、被害を最小限にとどめようとしました。

ベキッ!!

その音とともに、膝と左顔面から落下


(折れた)と思いました。

どう考えても、無理な体勢。無傷で済むわけがありません。


とりあえず立ち上がれました。しかし、私は経験から、痛みは後から来ることを知っています。


やばいかも・・・


右手の皮はずるむけ。他は膝でした。暗かったのでどこまでの損傷かは確認できません。というより、確認するとやばいことになるような気がしたので、確認しないようにしたんです。

ヒドイ傷をみたらショックでしょう??

結局そのまま車に乗り込み、左手だけで運転して帰宅しました。

電気をつけると傷の状況がハッキリとわかってきました。ずるむけの手は、おびただしい出血。水で洗い流すとしみまくり。傷の奥深くまで、石ころが入り込んでいました。

膝はというと、まずスーツの膝のところはビリビリに破れていました衝撃の激しさがわかるでしょう)。左の膝からは出血。右膝は青くなって、かなり腫れ上がっていました。問題はこの右膝ですね。

明日起きて痛ければひびでも入っているかもしれません。今は力を入れるのが恐い状況です。

しかし、もし私が南斗水鳥拳を極めていなかったら、もし南斗聖拳を極めていなかったら、あの時確実に『いっちゃって』いたかもしれません。(だからいつ極めてん!)

ふぅ・・・『北斗神拳』読んでて良かったぁ、などといつも脳天気な謎の関西人であった。(つづく)

(謎の関西人より)
傷口にはマキロン