アスベスト被害

 ここのところ問題になっています。アスベストが原因とみられる中皮腫で死亡したり、アスベスト関連の疾患で死亡した人が、調査が進むにつれて増加しています。おそらく今後も増加していくことでしょう

アスベストによる健康被害は、対岸の火事ではない気がして恐ろしいです。私自身もアスベストを曝露(ばくろ)していないとは言い切れないからです。しかも少量の曝露でも発症するんだそうです。

アスベストは、学校の校舎や高度経済成長期に建設されたビルや住宅にも使用されていました。その他あまり知られていませんが、ドライヤー・トースターなど日常生活用品にも使われたりしております。


そう考えると、アスベストを曝露した可能性より、曝露していない可能性の方が低いような気がするんです

アスベストは潜伏期間が数十年と長く、今後さらに中皮腫などを発症する人が増えることは間違いないでしょう。接種したアスベストは、『どうしようもない』らしいです。

先ほど書いた高度経済成長期に建設された建物は、ちょうど老朽化が進み、立て替えの時期にきているものが多いのだそうです。当然ながら立て替えの時に、ビルの解体にともなってアスベストも飛び散るわけです。

行政が素早く対応しないと、今後も被害者を増やすことになります。