アっちゅうまに読んだ
『博士の愛した数式』という本を読みました。第1回本屋大賞を受賞した作品です。帯の言葉を書きますね。
『僕の記憶は80分しかもたない。』
博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていたー記憶力を失った博士にとって、私は常に”新しい”家政婦。(中略)やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。
この小説の面白さは3つあります。
ひとつは、上のコメントの通り、3人の織り成す『暖かい愛情』。
もうひとつは、舞台設定が1992年で、この年のペナンとレースが随所に登場する。(この年は阪神が優勝争いをしていた!!)
それから、全体を通して出てくる『数学の話』です。