皆さんの奇跡

昨日から、コメントにみなさんからの奇跡体験が寄せられていますが、2年前に神戸でこんな生徒がいました。彼は、自転車が趣味で、よくサイクリングをしていたんだそうです。ある時、サイクリング中に、トラックに巻き込まれて、瀕死の重傷をおったんです。そのとき、遠のく意識の中で、救急車に乗せられて病院に運ばれていく途中、救急隊員が、『大丈夫か!しっかりしろよ!絶対救ったるからな!がんばれよ!絶対救ったるからな!!がんばれよ!!』と必死に大声で励まし続けてくれたんだそうです。彼は病院に運ばれ、大手術を受けました。靱帯断絶、睾丸除去など相当なダメージを受けたんですが、命は何とかとりとめたんです。彼は、この一件から、自分は『絶対将来医者になって、今度は人を救う側になるんだ!』と心に決めたんです。
彼の体験も奇跡。そこからリハビリではい上がれたのも、奇跡的です。しかし、奇跡は偶然にやってくるようで、そうではありません。奇跡は『起こる人には起こる』ものなのです。以前にもブログに書きましたが、『偶然とは努力した人に、運命が与えてくれる橋である。』という言葉があります。偶然を奇跡とう言葉に置き換えてみてもいいのだと思います。こんな言葉もあります。「思考する者だけが 己れの人生を味わう、 思慮のない者のそばを 人生は通り過ぎる。」 身の回りに起こっている小さな奇跡に気づく自分でいたいですね。